tanofarm’s diary

長野の自然豊かな土地で低農薬、除草剤不使用を貫く長芋作りするブログ

私の野菜作り あれこれ その2

みなさん こんにちは!

きょうは、3月8日(月)です。朝晩の冷え込みが少なくなり、春間近です。

さて、今回は、「栗」のことをメインに書きます。

栗といえば小布施ですね。長野市の北西にある小布施町。栗で全国的に有名になり、栗ご飯、栗おこわ、マロンケーキなど目当てに、栗の収穫期の秋は特に観光客で混みあっています。

栗ですが、分類としては、「野菜」でもないし、「果物」でもないですよね。「果実」でいいのでしょうか。知っている人がいたら教えてください。

私の畑にも栗の木が1本だけあります。その栗の木ですが、結構大きくなって、高さが6,7mあり、実も毎年40kgくらい収穫していました。うちの栗は結構大きいようで、知人にあげると評判が良いです。幹は太いところで直径が50cmくらいあります。枝が横方向にも広がり、日立のコマーシャルソングの「このーきなんのききになるきー・・・」に出てくる木のようなバランスの良い形でした。市内新聞に載せたいとカメラマンが写真を撮りにきたことがあります。

この畑は、千曲川の堤防の川側のすぐ下にあります。ということは、そうです。一昨年の台風19号の洪水で3mくらい浸かりました。近くの果樹(栗、杏、桃、プルーンなど)が根こそぎ甚大な被害を受けましたが、わが栗の木は幸運にも抜けもせず傾きもせずにすみました。その代わり、上流側で抜けた樹木や大きなゴミがうちの栗の木にたくさん引っ掛かってしまいました。その木やゴミを除去するのがたいへんでした。ある程度、乾いてからでないと手が付けられません。結局、片付けが終わったのは約1か月半後でした。流れてきた大きな木やゴミが引っ掛かったことで、下の方の多くの枝がもぎ取られてしまい、枝の量が半分くらいになってしまいました。それでも昨年は栗の実が結構でき、30kgくらい収穫できました。今、枝は少しずつ伸びていますが、元どおりになるのは3~4年かかるでしょう。

ところで、栗の花はご存知でしょうか。長さが10cmくらいで直径5mmくらいのヒモ状で細かいヒゲが無数に生えており、色は薄黄色で結構きれいですよ。臭いは独特なきつい臭いです。6月ごろ花が咲きますが、その花が散って落ちると、大量なので地面に敷き詰めたようになり土が見えないくらいです。

栗の実は9月ごろ収穫できます。実はご存知のように、ウニのように「いが」の中にあり、「いが」が割れて、実だけが落ちる物もありますが、半数は「いが」ごと落ちます。その場合は、「いが」を靴で抑え、BBQのときに使うハサミで実を取り出します。土が多少付着しますので、水洗いして乾燥させて、人にあげたりします。

甚大な被害を出した台風19号に打ち勝った我が家の栗の木、今後も大事につきあっていきたいと思います。栗は割と手がかかりません。6月と8月に殺虫剤の消毒をする以外は何もしてません。剪定をすべきとの言われもあるようですがしてません。

さて、野菜のことですが、前回書いたように、芽キャベツ、ふきのとうを収穫しました。芽キャベツは味噌汁の具に、ふきのとうはフキみそにして食べました。うまかったですよ。また、スナップえんどう、ほうれん草の種まきをしました。じゃが芋の種植えの前準備を始めます。長芋掘りも少し残っています。20日ころまでには掘り取り完了予定です。

それでは、また。