tanofarm’s diary

長野の自然豊かな土地で低農薬、除草剤不使用を貫く長芋作りするブログ

ラジオに生トーク!!

こんにちは!

前回、ラジオに生トーク出演という「初体験をした」と書きましたが、今回はそのトークした内容です。

この文章を前日に放送局にネットで送っておいたら、当日の朝、放送局から電話トークの出演の依頼の電話があったのです。

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ラジオネーム 「ながいも いのち」

 

長野市内の60代の男です。「坂ちゃんのずく出せエブリデイ」の大ファンです。

 

不思議な体験です。

だいぶ昔の出来事です。

20年以上前になりますが、私は千曲市にある製造業の会社に勤務していました。

当時は半導体産業が華やかなころで、その会社も半導体がらみの製品を造っていてとても忙しい状態が続いていました。

その日は、ある製品が翌日出荷ということで、製品はできたのですが、それに添付する書類作りが遅れていました。

当時の私の仕事は、各担当者が作成した資料を確認し責任者としてまとめを行っていました。

会社は、社員100名くらいの規模の工場で、1階は製造現場で、2階がスタッフの部屋で、その日も2階でその作業を行っていました。社員は全員帰宅してその作業を一人で行っており、もう少しで完了する、ある晩秋の夜12時ころの出来事でした。

1階から2階に上がる鉄製の階段をトントントンと駆け上がる音がしたので、誰かが忘れ物でもして取りに来たのかと思いました。私はパソコンで作業を行っていたのですが、私の席の脇にある、すりガラスの衝立(パーテイション)の向こうを人影が隣の部屋に入って行く姿をチラッと見て作業を急いでいました。少しして隣に入った人の気配がしないので、その部屋に行くと、電灯は消えており、誰もいませんでした。

少し嫌な気がしたのですが、気のせいかと思い、席に戻り、作業を終わらせようと急ぎました。

数分ほどして、また、さきほどの階段をトントントンと駆け上がる音がするではりませんか!今度はすぐに見にいきましたが、誰もおらず、階段の電灯も点いていませんでした。

背中がゾッとなり、慌てて作業を終わらせ、帰宅しました。

 

翌日、会社で年配の先輩に昨夜のことを話すと、会社があるこのあたりは、千曲川の河川敷であり、昔は堤防がなく、川がこの会社の辺りで大きく曲がっていて、上流で川に飛び込んで自殺した死体が何体も発見された場所だった、とのことでした。

その話を聞いて、再び背筋が寒くなりました。

 

その後は、半導体産業も衰退し、仕事量も減り、たまに夜遅くなっても階段の音は聞きませんでした。

余談ですが、その工場は、昨年の台風19号で話題となった、千曲市の「霞堤(かすみてい)」のすぐ脇にあります。 以上

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気持ちが良い話ではなくてごめんなさい。

次回からは、いよいよ、長芋作りの下準備を始める時期になりましたので、その内容を含め、農作業を順次報告していきたいと思います。ご期待ください。