tanofarm’s diary

長野の自然豊かな土地で低農薬、除草剤不使用を貫く長芋作りするブログ

残念!長芋は変形ばかり

みなさん、こんにちは。

きょうは、11月10日です。長芋の掘り取りを始めました。長芋の出来ですが残念ながら変形ばかりです。11月3日から掘り始めたのですが、土の表面から50~60cmは柔らかいのですが、そこから急に硬くなり、スコップの先が入りにくくなくなります。スコップが入らない土ですので、長芋も硬い所になれば、そこから平べったくなったり曲がったり枝別れしたり変形して、とても売物にならないばかりか来年の種にもなりません。困りました。変形の状態は説明するよりも写真を載せれば分かりやすいのですがちょっと恥ずかしいです。

場所によっては違うのではないかと思い別の畝を掘ってみましたがほぼ同じでした。

掘るに時間がかかる上、体力も消耗しますし、物にもならず三重苦です。今日まで約100本掘りましたが、物になるのは5本だけでした。残念!

今年作付けした長芋の畑は、以前も書きましたが、約30年間農業の経験が無い人に貸していて、家庭菜園程度に使っていました。3年前にその人が亡くなり私が管理することになりました。貸す前は、私の両親が長芋を作っていました。それで昨年初めて20本ほど長芋を作ってみたのですが、台風19号で冠水しましたものの今年ほど悪い出来ではなかったと思います。ですので本格的に長芋を作付けしたのは今年が初めてです。しかし、よく考えてみたら、昨年の台風19号千曲川が氾濫して、この畑も表面の土を20cmくらい削られ流されたのです。ですので地下の硬い層も20cmほど浅くなったわけです。長芋の長さは80~90cmですので、先端の20cmが硬い土になるわけです。

あー、掘っていても掘り甲斐が無く疲れるばかりです。出るのはため息ばかりです。

ところで、このスコップですが長芋の掘り取り用は特別だということをご存知ですか?実は、一般のスコップより長さが1.5倍くらい長いのです。柄の長さだけが長く、他は一緒です。この辺のホームセンターや農協で普通に売られています。価格は約2倍以上します。次回、比較写真を掲載したいと思います。

長芋も良い物が出るように期待します。

それでは次回にご期待ください。