tanofarm’s diary

長野の自然豊かな土地で低農薬、除草剤不使用を貫く長芋作りするブログ

長芋の栄養

f:id:tanofarm:20191008093328j:plain

現在の長芋のつる

こんにちは!

きょうは、長芋の栄養についてです。

その前に、現在の長芋のつるの生育状況としてその写真を上に添付しました。つるが成長しているときは、つるの先のほうが茶色っぽいのですが、今はつる全体がすっかり濃い緑色になっています。前回も書いたように、生育期から熟成期になりました。もう少し経過すると葉が黄色っぽくなってきます。そうなると、いよいよ掘り取りの時期になります。それと、写真でおわかりでしょうが、すぐ下に大きな川が流れていますが、そうです、「千曲川」です。前にも書きましたが、この千曲川が、台風や大雨で氾濫すると畑の作物が被害を受けます。しかし、この洪水で上流から肥沃で柔らかい「土」を運んできてくれるという恩恵もあります。

さて、本題の「長芋の栄養」についてです。

長芋には、亜鉛カリウム、鉄などのミネラル成分やビタミンB群、ビタミンC、食物繊維など、いろいろな成分が含まれており、栄養価の高い食材です。さらに、ネバネバのもとである多糖類や消化酵素、また、内臓の機能を高めてくれるコリン、サポニン、アルギニンなども含まれており、疲労回復やスタミナ食として多くの人に愛されています。さらにさらに、消化促進に役立つでんぷん分解酵素アミラーゼやジアスターゼも含まれていますので、消化器系自体の機能回復と外的な消化促進のダブル効果で栄養の吸収率を高めてくれます。

このように、幅広い栄養素が含まれていることから、「陸のウナギ(鰻)」と言われています。このところ、長芋が注目されファンの人も増えていることは、このようなことが背景にあるのでしょう。また、料理の方法も「生(長芋の刺身)」「おろし(とろろ汁)」「煮物」「揚げ物」と様々な方法で食されています。他に、ポテトサラダのじゃが芋の代わりに使われたり、お好み焼きでとろろを混ぜ、ふわふわ感を出すために使われています。

きょうは、ここまでとします。次回は、いよいよ長芋の試し掘りの報告となります。

ご期待くださーい。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

下記ネットショップで取れたての長芋を販売していく予定です。

ぜひ見ていってください!

tanofarm.base.shop