tanofarm’s diary

長野の自然豊かな土地で低農薬、除草剤不使用を貫く長芋作りするブログ

「多芽欠き」作業

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作業後


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作業前


 きょうは、長芋の「多芽欠き(ためかき)」作業をしました。

 五月下旬に種芋を植え、六月末から芽が出始めたのですが、今ではもう背丈以上に「つる」が伸びてきました。

 なかには、一つの種から芽が複数出るものがあります。大きな芽を一つ残して他の芽をカットする作業を「多芽欠き」と呼んでいます。

 添付の写真で、下が作業前の状態です。真ん中の種からは「つる」が二本出てきています。二本のうち向かって右の「つる」が小さいのでカットします。上が作業後です。引き抜いた「つる」が前に置いてあります。

 多芽欠きする理由は二つあります。ひとつは、芽が複数だと種の養分が分散し、芋が大きく育たないこと、もうひとつは、収穫時の掘り取り作業で、近くに他の芋があると邪魔となることです。

 「多芽欠き」をしなければならない「つる」の数は約1割くらいです。約2,500個の種を植えたので、約250個を「多芽欠き」することになります。

 次回は、「多芽欠き」作業の前に行なった「草かき」作業を報告したいと思います。

 「除草剤」不使用の理由などを織り交ぜながら書き記します。

 ご期待ください!